「ストレスとは?」
ストレスという言葉は、日常的によく使われます。ストレスは、うまくコントロールしないと、心と体の不調のもとになります。
きちんとした知識があれば、ストレスなんて、なんてことありません。
ストレスには、2っの意味があります。ストレスをゴムボールに例えてみます。ボールを指で押すと、凹みます。ボールにかかる圧力をストレッサーと呼びます。そして、凹んだ状態をストレス反応と言います。
ストレッサーは、ストレスを発生させる要因です。ストレス反応は、ストレッサーによって引き起こされた心身の変化です。ゴムボールのように凹みは、見えないが、人も同じ状態に置かれています。
凹みが、すぐに戻ればいいですが、凹んだ内部(心)に、戻す力がないと、いろんな症状に悩まされます。
「ストレッサーは3種類」
①物理的ストレッサー
(気温・気圧・放射能・日光・長時間通勤・ケガ・事故・排気ガス・農薬・アルコール・ニコチン・花粉・ホコリ・微生物・害虫)
②精神的ストレッサー
(人間関係・結婚・離婚・入学・就職・昇進・退職・友人、家族との別離、死別・左遷・解雇・失業・破産)
③内的ストレッサー
(運動不足・過度の運動・睡眠不足・過睡眠・過食・偏食・月経異常・妊娠・分娩・疾病・長期入院・悪姿勢・発育不全・衰退)
「良いストレスと悪いストレス」
人間、ストレスが全くないと、快適に過ごせるか?というと、そんなことはありません。友人、家族、仕事、学校、人生の目標もなく、何の刺激も緊張感もなければ、逆にストレスになってしまう。
刺激を与えないと人間は、不眠になったり、幻覚や幻聴になるという。人間社会では、ストレスから完全に逃れることはできません。でも、ストレスがないのも、よくないのです。適度のストレスが、必要です。
カナダの生理学者はセリエは「ストレスは、人生のスパイスである」と言っています。ストレスは、良い刺激もあれば、悪い刺激もあります。ストレッサーは、様々な条件次第で私たちが元気に暮らすための適度な刺激になります。
逆に、心身を消耗させたり、体調不良や様々な病気を引き起こす原因にもなります。ストレスは、ヨットと風の関係にたとえると、無風状態では、ヨットは進みません。台風のような暴風では、ヨットは転覆します。
過剰なストレスでは、人も倒れます。ヨットが、快走するには、適度な風が必要です。人も同じで、良いストレスが必要です。
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