「朝起きると頭痛と吐き気がある」→ひどいと吐く
小学6年生:男の子
症状
初回施術日:令和2年2月8日
- 吐き気
- めまい
- 頭痛
- 腹痛
【服用中の薬】アレジオン 1年前くらいから朝起きると、頭痛と吐き気の症状が徐々に強く出始める。それまで何とか登校出来ていたが、最近休むことが多くなった。
幼い頃から朝は体調が良くなかった。こめかみから額全体に頭痛がある。病院での検査では、起立性低血圧の境界線だった。
中学生になって休まず登校できるようになりたい!
所見
根本原因
・筋性斜頚
筋性斜頚で産まれた。右側に首が傾く。右の首を触られることが苦手→(理由:弱い箇所だから)右に傾くことで、骨盤(下肢)が左に傾く→左脚が見せかけの短縮が見られる。
左右のバランスが取れない状態に陥り疲れが抜けないため、自律神経が興奮して起床時に頭が痛い、吐き気が起こる。
施術・経過
初回施術日(令和2年2月8日)
ストレートネックと頸椎のズレを改善→頚椎調整を施行する。
2回目:2月15日
施術日の翌日9日、頭痛が軽減する。一日だけ学校を休む。ストレートネックと頚椎のズレが良くなる。
3回目:2月22日
起床時の頭痛がひどくなり吐いた。右頚椎の緊張が強くなる。頚椎の調整を施行。
4回目:2月29日
頭痛あり。吐く時もあり。右頚椎を施術されたときの緊張はなくなる→筋性斜頸が改善の傾向へ 心因的な改善フォローをする。
5回目:3月13日
不安が小さくなる。来院中に「もう施術を受けなくても大丈夫」と本人が母親に話す。
まとめ

頭痛のタイミングをお母さんが記録していた。それによると、天候に左右されることが多かった。
大雨の日、頭痛を我慢して学校に行ったら、行けたことに自信を持てるようになった。不安も小さくなる。
産まれながらの斜頚があったため、自分本来の正しい体の位置【頚椎の正しい前弯】がわからなかった。
そのため、睡眠時に疲れが取れずに体調不良になる。徐々にこの首の位置が楽なんだと脳がわかってくる。
すると、きちんと眠って疲れが取れるようになるので、元気に起きられるようになって学校へも行ける。
お電話ありがとうございます、
こばやし接骨院でございます。