息苦しい:70歳女性
症状
初診日:平成28年12月
- 息苦しい
- 喉が渇く
- ドライアイ
- 耳鳴り
- 首肩のこり
- 疲れやすい
- 中指の関節の痛み
既往歴:肺炎、細気管支炎 歩くとすぐに息が上がる。2ヶ月毎に風邪を引く。ひどい肩こりにも悩む。
所見
原因

①両肩の挙高
②右股関節が開く
施術・経過

股関節が開いて右へ傾く。
その傾きをまっすぐに保持しようと脊柱起立筋が緊張する。そして両肩が上がって肩こりになる。首もすくむ。(→胸の圧迫感へ)
まず、股関節の矯正を施行する。3回目の来院時(1月10日)体調が良くなる。4回目の施術後、歩行が楽になる。息が上がらなくなる。
しかし、未だ胸部の圧迫感は残る。5回目(1月31日)に、表情が明るくなる。肩こりも忘れる。
つまり、股関節の開きが解決されて、右への体の傾きが改善された。本来あるべき姿に戻る。乱れた自律神経も整い始める。
6回目の2月28日の施術を最後に、体調に自信が持てるようになり卒業へ至った。
まとめ

根本原因は「座位時に脚を常時組んでいた」こと。
椅子に座る時に脚を組む。足先を重ねる。寝ている時も脚を組む。無意識に行う生活習慣動作により体はどちらか一方に傾く。
その傾きを調整しようと真っ直ぐにしようと、常に筋肉が緊張状態に陥る。寝ている時も傾いているので、足の先を重ねてしまう。全て無意識です。
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こばやし接骨院でございます。