胃の不快感:症例②

胃の不快感・息苦しさ・耳の圧迫感など、離人症状がある

20代女性:事務職

症状

初回施術日:令和元年9月30日

  • 普段から胃の不快感(水を飲むとお腹が鳴る)
  • 息苦しい
  • 耳の圧迫感
  • 首こり・肩こり
  • 背中の痛み→眠れない
  • 生理不順
  • 離人症

7、8年前から徐々に不調が出てきた。離人症もあり(※自分が自分の心や体から離れていったり、また自分が自身の観察者になるような状態を感じるようになること:Wikipediaより)

 

ニキビを無くしたい。マラソンやボルダリングに挑戦したい!

所見

根本原因:骨盤の左側変位

左脚長差あり→椅子座位時:脚を組む

 

腰椎左へ変位、頚椎右へ変位する→正中線が蛇行状態(背骨の歪み=自律神経の乱れ)→背中が痛い

 

代償動作にてストレートネック

 

自律神経が興奮→眼瞼痙攣(自覚がない)

 

左側の筋緊張が強い(右と概ね同じくらいにしたい→体は左右で対だから)

施術・経過

令和元年9月30日:初回施術日

左脚長差及び背骨の調整施術 傾いた身体を無意識に真っ直ぐにしようとして、右前腕の痛みを訴える

10月5日

脚長差が改善→胃の不快感・息苦しさが良くなる 背中の痛みは残存

10月15日

ストレートネック改善→体調そのものが良くなる 眠れるようになる→背部痛が減少(傾きが正中線に戻ってきた)※引っ越しをした

11月2日

仕事(事務職)に復帰した 身体的なバランス(歪み・傾き)はほとんど改善される

11月23日

デスクワークで不調が再現される→腰部を中心に施術する

12月21日

胃の不快感、息苦しさなど自律神経の乱れが引き起こす不調は良くなる

まとめ

こんなに順調に良くなるのは予想外だった。ご本人の良くしたい!想いが強かった。

 

また、教えたセルフケアにしっかり取り組んでくれたことがとても大きかった。

 

体調が良くなると、引っ越しをしたり仕事に復帰したり、自分のやりたいことがどんどんできる。

 

骨格、筋肉、内臓、気、眼、脳など多方面からアプローチすると、本人が持つ「自然治癒力」にスイッチが入る。

 

【早期改善の要因】あくまでも、治すのは施術者ではなく、本人の力である。それを導くのが施術者の役目である。