パニック障害:症例⑤

電車に乗れない

「息苦しい」「頭痛がする」「吐き気がする」

32歳女性 幼稚園教諭

症状

初見日:平成30年9月11日

  • 首肩のコリが慢性的にある
  • 頭痛(額のあたり)持ちである
  • 左脚の付け根が痛い

2015年〜症状が出る(セルシンを服用)

所見

原因

カルテ

腰椎の前弯(反り腰):強い

左股関節の内旋痛

頚椎の右変位

施術・経過

背骨の傾き

まず頭痛改善のために頚椎の変位の調整をする。首の骨のズレで血流や脳脊髄液の滞りを改善する。

 

また、に骨盤が傾く。ボキボキしない骨盤矯正で整える。これによって反り腰が改善される。

 

土台である脚と骨盤が重力に抗えるように整える。

 

1回目の施術で頭痛は良くなるも、3回目来院時(10月5日)頭痛が再発する。頚椎の変位を認める。

 

4回目来院時(11月7日)電車と飛行機に対する不安が減少する。5回目来院時(11月28日)頚椎の変位がまた出現する。

 

仕事でピアノを弾くため手指を酷使するのが原因。手指の緊張緩和の施術をする。6回目来院時(12月18日)には首のズレ、反り腰、脚の痛みはなく、不安も消える。

 

目標だった海外旅行(年末年始)に行けるまで回復する。

まとめ

幼稚園の先生のため、園児の目線に合わせるため体をかがめる動作が多くなることで、首・腰・股関節に負担がかかる。

 

左側に負担を逃がそうとして、やがて正しい関節運動ができなくなる。また、椅子が低くて横坐りになったり、どうしても苦しい姿勢を余儀なくされた。

 

自分にとって本来あるべき体の正しいポジションがわからなくなる。がこれをストレス状態と感じて結果パニック症状のサインを出す。

 

つまり、日常の疲労(仕事・何気ない姿勢のくせ)の蓄積がそのまま体に出る。