パニック障害:症例⑦

「パニック発作で2回救急車で運ばれた」

38歳男性:会社員

症状

初回施術日:2019年9月10日

  • 動悸がある
  • 夕方になると首のこりが強くなる
  • 気持ち悪い
  • 頭が重い頭痛がある

過去に2度救急車で運ばれるほど、パニック症状が強く出た。動悸が強くなり呼吸ができなくなる。服用している薬はなし。他の整体で頭が重い頭痛は改善するもパニック発作への不安は消えず。

 

2歳の子どもと思いっきり遊べるようになりたい。

所見

根本原因:左腰部の筋緊張

腰痛

仕事はデスクワークで一日中、パソコンを操作している。また、趣味も読書である。同一座位時間が長い為、腰部に過度な負担がかかる。

 

また、椅子座位時に脚を組みをしていた。(→来院時は修正をしていた)また、眼精疲労も著しく眼瞼の痙攣が著明である。夕方になると、ほぼ決まったように首こりを強く感じる。

施術・経過

カルテ

初回施術日(9月10日)骨盤調整をする→左脚の見せかけの短縮を矯正して、脚長差を改善することで左腰部の緊張を解消する。眼瞼の過度の痙攣(まばたき)を抑える施術をする。

 

2回目施術日(9月19日)仕事中に夕方になると出現する強い首こりが緩和される→首こりを訴えるも「こり」は触知されないので眼精疲労による首こりである。

 

3回目施術日(9月25日)家族旅行に行けるほど順調に回復する。背中に筋緊張が出るも、2歳のお子さんをたくさん抱っこできた。腰部緊張緩和のためにハムストリングスの伸展操法を施行する。

 

4回目施術日(10月8日)体調が良くなる。腰部の緊張も解消されて脚長差も改善される。夕方になると決まって出る首こりも良くなり、仕事に集中できる。

 

5回目施術日(10月29日)仕事が忙しくて疲れが出る→左腰部の緊張過多→不安が再び出るも首こりはない。自律神経の興奮を抑えるように施術をする。

 

6回目施術日(11月27日)仕事で疲れてもストレッチをして眠ると回復するようになる。不安がなくなる。お子さんとも体調を気にしないで遊べる。

まとめ

パソコン仕事

仕事で一日中、座ることを強制されて、うつむき姿勢でパソコンで仕事をしていれば、どんなに健康な人でも知らないうちに誤った姿勢が自分本来の身体であると勘違いをする。

 

すると、本来の自分の姿が分からなくなり迷ってしまう。身体を動かす機会もなくなり、不調になると身体を動かす気持ちさえも萎えてくる。

 

不調になると身体を動かすという人間の本能を忘れてしまう。本来の自分に帰れなくなる。

 

人間は歩くように設計されているので、座る仕様に作られていない。座ってうつ向き姿勢を強制されるのは、人間は苦手である。

 

当院ではパソコンやスマートフォンをうまく付き合っていくセルフケアなども伝える。

 

施術を受けると、徐々に本来の自分のあるべき姿を思い出す。どんなに仕事して疲れても、一晩眠れば疲れが回復するようになるので、不安は小さくなる。