喉の不調:症例⑦

喉のつまり感、動悸、胃もたれ、五十肩、腰痛

「全身バリバリでうつ気味」

50代女性

症状

初回施術日:2019年2月26日

  • 喉が詰まる感じ
  • 動悸があり息苦しい
  • 1年前から五十肩で後ろに手が伸ばせない
  • 腰痛がある
  • 背中が張っている

体のあっちこっちが痛む。だんだんとうつ気味になる。不安傾向が強く出る。良くなったら旅行に出掛けたい。

所見

根本原因【頚椎と腰椎の変位】

カルテ

頚椎がへ変位 腰椎がへ変位 身体が上肢が右で下肢が左に曲がり、捻れている。

 

背骨【中心軸】が傾いているため気管・食道・内臓・骨格筋に過度な負担が掛かって不調を招く。

施術・経過

頚椎・腰椎【変位】改善

カルテ

初回施術日(2月26日)先ずは全身の緊張の緩和をする。全身を呼吸に意識を集中してストレッチを施行する。

 

首の変位を改善をする(※バキバキ、ボキボキ乱暴な施術はしません)

 

眼瞼痙攣が著しく眼精疲労改善の施術を行う。

 

自律神経が興奮すると、眼瞼(まぶた)を絶えず「パチパチ」と過剰にまばたきを繰り返す。(自覚症状なしの場合がほとんど)

 

2回目施術(3月8日)喉の詰まり感と動悸は楽になる。体全体の傾きも少し改善傾向へ。

 

3回目施術(3月13日)不調のことを考えると動悸が出る。腰の痛みと長年の五十肩の痛みは良くなる→上肢と下肢の捻れの改善を意味する。

 

お孫さんと公園で遊べるほど回復へ至る。屈んだり腕を動かすことの不安が潜在意識から消えつつある。

 

4回目施術(3月26日)初回来院日から丸1ヶ月を経過する。体調はすこぶるいい。

 

5回目施術(4月19日)ステップエクサイズを行い若干の腰痛が出る。

 

自分の意思のまま体が思うように動く証拠→マイナスの痛みでなないので心配なし。

まとめ

脚を組む女性

長年の癖で座位時に脚を組んでいた。常に左脚が上だった為、左脚が緊張して短縮する。

 

よって、左に傾いた体幹を中心に戻そうとして、右首に無意識に緊張が強いられる。結果、腰椎と頚椎が左、右へと変位した。

 

また、テレビの見る姿勢も体を傾けて見ていた。ドンドン体が曲がる姿勢が強制される。

 

脳は真っ直ぐな姿勢(位置)が楽なのだが、曲がった傾いた姿勢が本来の体であると、誤認識して正常な位置に戻れなくなった。

 

自律神経が完全に乱れてしまい、次々と不調を感じるようになる。また、不安になる為、マイナスのスパイラルに引き込まれてしまった。

 

きちんと計画的に来院した為に5回で改善された。枕の正しい使い方も指導した。

こばやし接骨院