めまい:症例⑤

インフル罹患後、立ったり、歩いたりするとフワフワめまいがする。病院の検査では問題なし→現在、学校は休んでいる。サッカー部の合宿に行きたい!

中学3年生:男子(サッカー部)

症状

  • 歩行時、立位時、フワフワするめまいがある
  • ふらつく感じがする
  • 倦怠感がある

処方された薬

  • ジフェニドール(めまい症状を改善する薬)
  • アデホスコーワ(めまい症状を改善する薬)
  • 五苓散(水滞を改善)
  • クロチアゼパム(抗不安薬)

所見

根本原因:第3/4頚椎椎間関節:右変位(+)

・ストレートネック→頚部筋緊張(+)→両肩挙高(+)→脱力不可→歩行/立位動作時:揺れ吸収不可→めまい/ふらつき(+)へ

施術・経過

2023年7月7日(初回施術日)

頚椎変位矯正術、施行

 

7月14日「ふらつき、めまい感無くなる」

ストレートネック改善施術、施行

 

7月21日「肩や背中が重苦しい」

頚椎右変位(±)→頚椎変位矯正術、施行

 

7月31日「体調いい」

ストレッチ操法術、施行

 

8月14日「午前中、部活参加できる」

The deep impact整体術、施行

 

9月4日「試合に出た」

ストレートネック改善操法、施行

 

10月13日「試験前で眼精疲労あり」

トップガン施術、施行【眼精疲労回復】

 

11月28日「良好」→治癒へ至る

まとめ

カルテ

めまいの原因は、首の位置が正中線(体の中心線)からズレた。

 

頭は重い。なんと体重の1/10だ。重い頭を支える頚部は、生理的弯曲(弯曲とはカーブのこと)が必要だ。

 

頚椎が変位(ズレ)すると、かばう。

 

かばうとストレートネックになる。

 

ストレートネックになると、重い頭は前方に凸になる。頭位が完全に正中線から逸脱する。頭の位置がニュートラルポジションにない。

 

だから、動作をしようと立つ、歩くなどで頭が揺れる。頭の中には脳がある。脳は脳脊髄液という液体に浮かんでる。

 

脳は水平位が本来のポジションだ。

 

しかし、頭が前方向に落ちると、脳も前下方へ傾く。脳がストレスを強く感じる。SOSのサインがめまいや立ちくらみ、ふらつきだ。

 

肺呼吸の他に脳も呼吸をしている。脳が水平位置からズレると、脳呼吸が出来なくなる。呼吸ができなくなれば、ふらつきだけでなく不安も強く出現する。

 

不安とは、漠然としたものである。

 

当然、交感神経(興奮する)支配が優位になるので、つねにアクセルを踏んでしまう。やがて倦怠感が出る。疲れが取れない。

 

寝ても、ちゃんと寝れない。寝てもストレートネックなので、脳がリラックスな場所にないので、脳が休まらない。10時間寝てもまだ眠い…。

 

今の子どもは電子機器を使う機会が多い。

 

どうしてもうつむき姿勢が強制される。コロナ禍で自宅にいる時間が長かった。致し方ないところはある。

 

これまでは部活のサッカーで体をリセットしていた。インフルエンザに罹患してたまたま、体の弱いところが表に出た。

 

日本は健康保険制度がある。

 

都内23区在住は高校生まで自己負担なしだ。安心して病院にかかれる。病院に行けば検査をしてくれる。

 

検査して異常がなくても、とりあえず薬が出る。

 

なぜ?どこも悪くないのに薬が必要なの?薬は成人男性仕様に作られている。

 

「成長期の子どもが異常ないのに薬を飲んだら、どんな影響があるの?」

 

2か所のクリニックにかかって、めまい改善薬が2種類処方された。それぞれの病院か?どうかは分からない。

 

「中学3年生の男の子に同じようなめまい改善薬が2種類も必要あるの?」甚だ疑問だ。怒りを覚えてしまう。ご存じのように薬は毒にもなる。

 

慢性的な不調は西洋医学には不向きだ。

 

西洋医学の得意分野は急性期(手術や検査)だ。慢性的な不調の原因のほとんどが生活習慣の動作(体のクセ)または食事が起因している。

 

根本原因を特定すれば、慢性的な不調は良くなる。

 

不調になって病院に行って、もし異常がなければ、違う選択肢を考えて欲しい。お分かりだと思うが薬は対処療法だ。つまり、その場しのぎに過ぎない。

 

飲んでも飲まなくても、変わらないなら飲まないほうがいい。改善傾向が見られても大人の場合、不安だからと言ってやめられなくなる。依存性が高い薬もあるからだ。

 

脳に働きかける薬は本来の自分ではなくなる。

 

日本には東洋医学がある。日本人の体質に合った古来のやり方だ。まずは、スマホやタブレットなど電子機器に触れる時間を短くするなどをお願いしたい。

運営者情報

国家資格保持者が施術
院長

初めまして!こばやし接骨院の院長、小林利忠です。

 

症状ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今、どんなことに悩んでますか?

  • 病院で検査をしてもよく分からない不調に悩んでいる
  • 薬を飲まずに良くなる方法を探している
  • 私と同じ不調の人は良くなっているの?
  • 同じような不調の人はいるの?
  • 他院では思うような望んでいる効果が出てないけど、もし行ったら本当に良くなる?
  • 自律神経を良くする専門整体院を探している
  • もしかして私の不調は自律神経が原因なの?
  • 私のような50年以上不調でも対応してくれるの?
  • たくさん病院にかかって、もうこれ以上どうしたらいいのか?わからないし、あきらめている

当院へいらっしゃる方は本当に様々な悩みを【複数】抱えています。

 

私は不調の原因がよく分からない症状をこれまで数多く診てきました。

 

一般的な院よりも経験数はケタ違いであります。良くなった人、また、良くならなかった人も多くいます。しかし、すべてが私の財産です。

 

だから、どんな悩み、どんな心配事も遠慮なく言ってください。安心して大丈夫です。

 

良くなる過程は人それぞれで、順調に良くなる場合もあれば、良くなったりその反対を何度も繰り返して、緩やかに改善することもあります。

 

または、10回施術しても・・・だったけど、11回目で劇的に変化することもあります。

 

人の体は不思議なもので「小さな宇宙」のように感じられます。

 

ただひとつだけ、はっきり言えることがあります。それは…、

 

「今どんなに不調でも、いつだってあなたの体は良くなりたいチャンスをずっと、ずっと待っている。」

 

これまで施術経験25年以上で自律神経に特化したオリジナル施術「The deep impact整体術」を生み出しました。

 

おかげさまで実績は口コミの数と内容が「証拠」だと思っています。ありがたい限りです。感謝です。

 

もし、あなたが不調を良くして元気になって「当たり前の日常を取り戻したい」と願うなら、私はあなたのチカラになれます。

 

絶対にあきらめないでくださいね^^

 

こばやし接骨院 院長 小林利忠

経歴

  1. 花田学園 日本柔道整復専門学校(夜間部)卒業
  2. 角谷接骨院(4年間修行)
  3. 医心堂染井整骨院(3年間分院長)
  4. あやせ駅前整形外科内科(3年間リハビリ主任)
  5. ティップネス吉祥寺(マシンジムトレーナー)
  6. フィットネスクラブ青山クエスト(パーソナルトレーナー)
  7. こばやし接骨院(平成21年3月開院)

資格

  1. 柔道整復師厚生労働大臣認定:国家資格者
  2. 健康運動実践指導者(厚生労働省)
  3. 気導術(日本気導術学会)
  4. 山本操法伝承協会認定
  5. SAT調整法(日本SAT調整法協会)
  6. 救急法(日本赤十字)
  7. ケトジェニックダイエットアドバイザー

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