耳鳴り:症例②

41歳主婦「8年前から耳鳴りがある」

症状

初回施術日:2019年7月26日

  • 首肩のコリが強い
  • 頭痛(3年前から)
  • 腰痛
  • めまい (8年前から)
  • 逆流性食道炎(5年前から)
  • 息苦しい

頭痛外来で漢方を処方される。8年前から耳鳴りと息苦しさで悩む。首肩のコリがひどい。ずっと自律神経の不調でこれまで悩んできた。

 

症状が改善されたら「海外旅行に行きたい」

所見

根本原因

足を組んで座る女性

骨盤の左への傾き【脚を組んで座る】

 

左側がつまって縮んでいるため、体が大きく左に傾いている。

 

すると、頭も左に傾くため脳を本能的に守る働き(防衛反応)があるため、真っ直ぐにしようとする。

 

そのため重い頭を首肩の筋肉が真っ直ぐにしようと保持している→疲弊して耳鳴りなどの症状なる。また、長年の自律神経の不調で緊張が著しく強い。

施術・経過

骨盤の傾きの改善

カルテ

初回施術日:2019年7月26日 骨盤矯正を施行→※ボキボキ乱暴な施術はしません。

 

土台である骨盤の傾きを整えると自律神経が落ち着く。

 

2回目施術日:8月16日 この2,3日で症状が強く出る。骨盤の位置は良い。腰の緊張と肩こり感は少なくなる。

 

3回目施術日:8月30日 耳鳴り(圧迫感)がある。首を中心に施行。

 

4回目施術日:9月13日 昨日から耳鳴り(圧迫感)は無かった。改善傾向だった。再び首を中心に施行。

 

5回目施術日:10月7日 耳鳴りはほぼ良くなる。腰痛やひどい首肩のコリなどの身体の不調が良くなる。子どもの運動会で一日中見ていたが、心配する程の不調はなかった。

 

6回目施術日:2020年3月16日 耳鳴りだけはあるが、忘れる時も多くある。

まとめ

長年椅子に座位時、脚を組んでいたため、土台である骨盤が傾いた結果、脳が傾きそれを支える首肩の筋肉が著しく緊張した結果、自律神経が興奮してしまった。

 

その結果、耳鳴り、頭痛、めまい 、逆流性食道炎、息苦しさなどの症状が次々と出てしまった。耳鳴り(圧迫感)が最後まで残るも、徐々に改善傾向にある。