メニエール・左低音障害型感音性難聴
50代女性(訪問看護師)
症状
初診日:平成28年11月9日
- めまい
- 耳鳴り
- 難聴
- 不眠
- 腰痛
仕事(看護師)、子育てなどで疲れる。ただし、ご自身には疲れている自覚がない。外出が困難になり入院をする。症状に変化はなかった。
薬(睡眠薬・精神安定剤)に頼っている。
所見

【原因】ストレートネック
筋肉の張力の低下。筋肉には弾力があるが、疲労が蓄積されオーバーワークになると、体の張り感が消失する。
つまり、自然治癒力してしまう。
骨格を支えるだけの筋力がなくなる=ストレートネック、腰痛→「左側へ体が傾く」(その結果として、左足底にタコ有り)めまい・不眠・難聴の症状が出る。
日常的に脚を組んで椅子に腰を掛ける(→理由:左に体が傾いているので、脚を組まないと体がまっすぐにならないから)
脚を組むと自律神経の不調が良くならない。つまり、脚を組まないと生活ができない体になっている。寝ていても脚を重ねている。
自分の楽と本来の体の楽との間に大きな溝ができてしまった。結果としてめまい、難聴、不眠に陥った。
施術・経過
【根本原因】ストレートネック
ストレートネック改善の施術を施行する。同時に脚を組んで座る癖の改善も行う。左腰の緊張の改善も図る。次第に左への傾きが改善される。
4回目でめまいが改善される。不眠も改善される。当院で施術を受けて少しづつ減薬をして、薬を服用しないまでに回復する。
精神的なストレスがある一定に達すると、めまいの出現と不眠に陥る。しかし、2〜3日経つとまた良くなる。自然治癒力で回復できるようになる。
枕の正しい使い方も指導する。
まとめ
仕事がハード(訪問看護)な上、子育て、家事で心身の許容量をオーバーしてしまった。筋肉はエンジンです。
体が疲れ果てて、エンジンが起動しなくなり、骨格を支えられなくなった(→ストレートネック・腰痛)
骨格が崩れると、体の機能が低下する(→めまい・難聴・不眠)やがて、自然治癒力が出なくなり、病院で検査を受けても異常の無い不調になってしまった。
もうご存知かもしれませんが、薬は症状を出ないように抑えるだけなので、根本的な解決には至りません。
お電話ありがとうございます、
こばやし接骨院でございます。