寝ても目が覚めて眠れない…
40代男性
症状
初診日:平成29年12月9日
- 下痢
- 寝た気がしない
- 疲れやすい
- 食欲低下
- 顔の赤み
仕事のストレスなどで眠りが上手くいかなくなる。食事も取れない。次第に意欲が低下する。
所見
原因

ストレートネック・腰部の筋緊張
ほぼ一日中、パソコンに向かって仕事をしている。身長が178センチある。
高身長のため、体を丸めた状態で筋緊張を強いられる。やがて、座位時脚を組む。体が傾く。傾きを保とうとして首・腰に過度な負担がかかる。
やがて、背骨のS字カーブ(生理的弯曲)が消失する。常に緊張状態へ陥る。24時間自律神経がONになる。眠れない、休めないの負のスパイラルに・・・。
施術・経過
根本原因の改善

背骨(S字)の弯曲
筋緊張を改善してストレートネック及び腰部の弯曲を修正する。
無意識に肩に力が入り挙高も合わせて改善する。下肢の柔軟性を出すためにストレッチを施行する。
眼精疲労の施術も行う。3回目で首と腰部の筋緊張が緩和してS字カーブが出現する。目が覚めてもすぐに眠れるようになる。
緊張した表情のこわばりが消える。4回目で眠れる自信がつく。週1回くらい眠れない日もあるが影響がないくらいまでになる。
セルフケア・生活習慣動作改善項目
- 胸郭拡大1分ストレッチ
- 正しいまくらの使い方
- 背骨を伸ばす10秒体操
- 座位時脚を組まない
まとめ

良かったこと→睡眠薬を飲まなかったこと
合計5回の施術で良くなったのは、睡眠薬に頼らなかったことに尽きます。
不眠で悩んで周囲に相談したところ、薬の服用を勧められたようです。しかし、ご本人の意志で薬を服用しなかったようです。
睡眠薬や睡眠導入剤は、脳を強制シャットダウンします。だから、脳は休まりません。
つまり、仮に寝ているだけです。根本的な解決とは言えません。眠りは体を元のあるべき状態にすれば、勝手に眠れるようになります。なぜなら、眠りは人間の欲求だからです。
薬を長期間服用すると、依存するようになります。次第に耐性ができて薬の量が増えます。また、薬効効果が高い薬に頼らざるを得なくなります。
「どうしても・・・」の時は、薬の力を借りてもいいと思います。でも、薬ではなく体質そのものを変えて『根本的な解決』が可能です。
お電話ありがとうございます、
こばやし接骨院でございます。