30代女性:事務職
不眠以外の主な症状
初回施術日 令和2年3月24日
- 首肩のこり
- めまい
- 生理痛(体調を崩すことが多い)
- 体がだるい
- 動悸
令和元年11月頃から動けなくなり、食事が取れなくなる。病院で薬(漢方・心臓の負担を減らす)を処方されて改善するも、令和2年1月から眠れなくなり、喉がつまる。
寝ても夜中に目覚める。一日中、倦怠感に襲われる。また、生理痛(下腹部痛)がある。現在、仕事は休職中である。
所見
原因:身体の左側への傾き・骨盤の歪みによる自律神経の乱れ
- 左腰椎の変位
- 左腸腰筋の過緊張
- 背部の緊張
施術・経過
目的:左右差の不均衡の緩和

3月24日(初回)骨盤矯正を施行 左腰椎の変位の解消
3月30日(2回目)身体左側の傾き調整 左背部の筋緊張の緩和 左脚長差の解消を確認
のどのつまり 、不眠の症状は変化なし
頭痛と筋肉痛が出現→脚長差が解消されて関節運動に変化が出たため(良い反応)
4月4日(3回目)眠れるようになる ただし生理前で倦怠感があり 左側の傾き、歪みはほぼ解決へ
4月18日(4回目)眠りが実感できる→3時間の覚醒睡眠 喉の不調は変わらず 身体の歪み、傾き、緊張は解決方向にあるので、今後良い変化が実感できる時が来る
5月9日(5回目)喉のつまり→気にならない 5月1日に仕事再開した 肩腰に痛み出る(歪みと傾きを確認)
5月30日(6回目)再び不眠へ→1時間おきに目が覚める 緊張と傾き、歪み改善目的の施術を施行
6月27日(7回目)不調指数10→3へ
12月11日(8回目)背中の緊張あり→顕著な歪み、傾きともになし リモートワークにて
まとめ

施術期間中は新型コロナの影響で緊急事態宣言が発令される中の施術だった。
ご本人は色んな面で本当に苦痛だったと察する。私もいつも以上に自然に施術に熱が入った。
睡眠がきちんと取れると、脳が休まるので自律神経は整う。身体(正中線)が傾いて骨盤(幹)が歪むと、脳が本来ある位置から逸脱する。
「自律神経が乱れる【緊張が高まる】→眠れない→だるい→喉がつまる」になる。
病院の検査で異常なしの不調の多くは、生活習慣に潜んでいる。椅子座位時に脚組みが完全習慣化すると、体が曲がり傾く。すると、脳も傾く臓器も曲がる。
特に女性は大事な子宮や卵巣があるので、影響受けると生理痛がきつくなる。男性は前立腺である。
脚を組むことは自分にとっては楽であるが、脳にとって楽ではありません。
あなたが今、脚を組むことが楽なのであれば、それは赤信号が点滅していると思ってください。
当院ではまず背骨の傾き、骨盤の歪みを良くして脳や内臓の位置をあるべき場所へ戻すと、今度は脚を組むのが違和感になる。
すると良くなるスイッチが入るので、自然と自律神経が整い不調は改善される。
お電話ありがとうございます、
こばやし接骨院でございます。