不眠症:症例⑤

寝ても疲れが取れない

36歳男性 音楽家

不眠以外の症状

初回施術日:2019年8月16日

  • 首肩のこり
  • 背中の痛み
  • うつ

7月頃から寝ても寝ても疲れが取れなくなる。小学生の頃、プールで飛び込んで首を伸ばす。良くなってバリバリ仕事をしたい。

所見

原因:緊張が強い→自律神経がいつも興奮

  1. 左側の強い筋緊張
  2. 頚部の強い筋緊張

施術・経過

目的:緊張の緩和

カルテ

8月16日(初回)脊柱起立筋を中心に腰部までの筋肉の緊張緩和を目的とした施術を施行する。睡眠獲得のために頚部も同様に施行する。

 

主訴は左背部(肩甲間部)

 

8月20日(2回目)「良く眠れた」左腰部の緊張が緩和するも左背部の緊張は残存する。頚部の緊張は緩和傾向にある。

 

8月27日(3回目)「体調が良くなる」脊柱起立筋の付着部である胸椎の際を中心に施行する。

 

9月10日(4回目)前回施術日より2週間あけるも、やはり左背部に疼痛を訴える。睡眠は良好にてメンタルも安定する。

 

9月24日(5回目)内臓の施術を施行する。引き続き体調は良好。

まとめ

ギター

職業柄、人前で楽器を演奏して知らず知らずのうちに緊張を強いられている。また楽器は同じ姿勢なので、さらに体がこわばるし、筋肉が緊張する。

 

また、全身で音を浴びるので、皮膚が緊張する。音は振動して体で感じるからである。

 

いつの間にか、少しずつ少しずつ体が気が付かないうちに、緊張が積み重なった結果、自律神経の交感神経が高まってしまい、寝ても脳が覚醒して眠れない。

こばやし接骨院