胃の不調:症例④

胃の不快感「焼ける感じ」「痛い」食欲減退↓5キロやせた「食べられない」おいしいものが普通に食べたい

43歳女性(主婦)

症状

  • 胃の灼熱感(焼ける感じ)
  • 胃の痛み
  • 肩のコリ(以前~)
  • 手のしびれ
  • 頭痛
  • 眠れない(以前~)
  • 生理不順
  • うつ
  • 食欲不振

飲んでいる薬

  • ウルソ(食べ物の消化吸収を助ける)
  • アモバン(不安・緊張を和らげて寝付きを良くする)
  • 六君子湯(胃腸の機能を整える)

2022年5月頃から。食欲もなく、食べられない。

所見

根本原因(左骨盤の上方変位)

カルテ

左腰部過度緊張(⧺)→骨盤位置:左上方変位→

 

→胃挙高→収納スペース減少↓↓→緊張↑(交感神経優位)→「胃が焼けつく感じ」「胃が痛い」

 

【施術のポイント】左腰部・左脚長差

施術・経過

2022年7月19日(初回施術日)

腰部・脚長差調整施術、施行

 

7月25日「1~2日間のみ良好だった」

空腹感(±)The deep impact整体術、施行

 

8月1日「午前中、良好だった」

左腰部緊張【胃】(+)→腰部【胃】調整施術、施行

 

8月6日「2~3日、不調が増す↑」

左腰部【胃】(+)→ no change

 

8月23日「不快感、続く」

左腰部【胃】(⧺)→悪化する→好転反応(めんげん)

 

8月31日「引き続き、不快感ある」

左腰部【胃】(±)脚長差(-)→好転反応が継続

 

9月16日「朝から空腹感あり」→三食可

胃痛(-)灼熱感(-)

 

10月7日「良好」

体重↑→体力↑

 

11月4日「治癒」

左【胃】腰部緊張(-)

まとめ

好転反応が強く出現してつらい思いをさせてしまった。にもかかわらず、来院していただき感謝しかない。

 

胃は人格があるので、胃の症状が進行してると、体が施術で良くなろうとする際、一時的に不快な持っている不調が出る【好転反応】

 

胃の場合、神経がはっきりしているので、持っている不調が強めに出ることもある。個人差があるが、好転反応を乗り越えると改善する。

 

胃は正中線よりも左側に位置する。左側腰部が緊張(筋肉が短縮)すると、胃が伸展する場所が狭くなる。

 

胃は食べ物が入ると、下方へ下がる。だから、伸展するスペースが必要だ。スペースがないと、胃は常にストレス状態に陥る。

 

ストレスを感じると、胃が不調のアピールをする。胃が痛い、胃がもたれる、胃がすっきりしない、胃が焼けつく感じがする。

 

胃が不調になれば、体は食べ物は受け付けない。食べると不調の度合いが増すからだ。

 

胃の神経が常に興奮状態だと、リラックスできないので不眠にもなる。胃(内臓)は血液の塊なので、血液の流れも悪くなり手や足がしびれる感じがする。

 

また、内臓の位置が変わると胃だけでなく、子宮や卵巣などにまで悪影響を及ぼす。生理痛などPMSを引き起こす。当然、体の不調があると誰でも元気がなくなるので、うつ傾向になる。

 

体は「すべて」でひとつだ。ひとつで「すべて」だ。バラバラではない。すべてが関連性があると考える。

 

正しい方向性と正しい順番を踏んで施術をすれば、必ず回復する。だから、あきらめないでほしい。

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