むち打ち症:症例①

交通事故後に喉がつまる感じで苦しい

34歳男性 タクシードライバー

症状

初診日:平成30年1月

  • 首の痛み
  • 腰の痛み

車に乗車中に青信号で発進するも歩行者が横断する。ブレーキを掛けて停止した際、左斜め後方より追突をされる。

 

受傷後、喉のつまり感を訴えて整形外科を受診する。

 

レントゲン検査では異常はない。だから様子を見るようと言われる。しかし不安になりネット検索をして当院へ来院する。

所見

原因

背骨

第Ⅳ頚椎:右変位

第Ⅳ腰椎:左変位

 

施術・経過

喉のつまり感

頚椎と腰椎の変位を正常な位置に戻す施術を施行する。

 

左斜め後方より追突された為、頚椎が右へ腰椎が左へ変位する。背骨のズレにより喉につまり感を生じる。

 

施術前は喉に大福がつっかえる感じだった。10日後には飴玉大まで軽減する。

 

しかし、首に痛みは残存する。また、仕事が忙しくなると喉に違和感が出現する。

 

後方から追突の痛みのショックで、肩がすくんで猫背姿勢になる。体のショックを緩和させる施術を行う。

 

受傷から2ヶ月後、体調は元に戻る。その後も継続して施術を約4ヶ月間施行する。交通事故前よりも体調は良くなる。

まとめ

渋滞

交通事故のケガはきちんと通院すれば、後遺症は残らない。

 

お仕事がプロのドライバーさんだったこともあり、体への意識が非常に高かったです。忙しい中、計画的に来院して施術を継続的に受けてくれました。

 

交通事故の追突は体にショックが残ります。後方追突ショックにより良くない状態で心身が固定されます。

 

なぜなら、後方からの追突で身構える防御姿勢が取れないからです。よく「交通事故は後遺症が残る」と言われる所以です。

 

計画的かつ継続的に施術を受ければ後遺症の不安は少なくなります。